Docker

Windows端末上に「Docker Desktop」をインストールしてみた

「Docker Desktop」とは、ローカル環境にDockerコンテナを用いた開発環境を導入するためのソフトウェアのことをいう。今回は、「Docker Desktop」をWindows端末上にインストールしてみたので、その手順を共有する。

なお、「Docker」とはコンテナ型の仮想環境を作成、配布、実行するためのプラットフォームのことで、詳細は以下のサイトを参照のこと。
https://knowledge.sakura.ad.jp/13265/

前提条件

Windows10がインストール済の端末で操作すること。

「Docker Desktop」のインストール

「Docker Desktop」のインストール手順は、以下の通り。

1) 下記ページにアクセスし、「Docker Desktop for Windows」メニューを押下する。
https://docs.docker.com/get-docker/

インストール_1

2)「Docker Desktop for Windows」ボタンを押下する。
インストール_2

3) ダウンロードしたインストールファイルを、「C:\work\docker」にコピーし、コピーした「Docker Desktop Installer.exe」をダブルクリックする。
インストール_3

4) 以下のように、「Docker Desktop」のダウンロードが開始される。
インストール_4

5) ダウンロードが終了したら下記画面が表示されるため、そのまま「Ok」ボタンを押下する。
インストール_5

6) 次に、ダウンロードした「Docker Desktop」の解凍が開始される。
インストール_6

7) 解凍が完了すると、「Docker Desktop」のインストールが開始される。
インストール_7

8) インストールが完了すると、以下の画面が表示される。ここで「Close and restart」ボタンを押下すると、PCの再起動が行われる。
インストール_8

9) PC再起動後、以下の画面が表示されるため、「I accept the terms」にチェックを入れて「Accept」ボタンを押下する。
インストール_9

10) 下記ダイアログが表示されるため、「https://aka.ms/wsl2kernel」リンクを押下する。
インストール_10

11) 先ほどの画面でリンクを押下すると、下記画面が表示されるため、「x64 マシン用 WSL2 Linux カーネル更新プログラム パッケージ」リンクを押下する。
インストール_11

12)「wsl_update_x64.msi」がダウンロードされるため、これをダブルクリックする。
インストール_12

13) 以下のセットアップ画面が表示されるため、「Next」ボタンを押下する。
インストール_13

14) 終了すると以下の画面が表示されるため、「Finish」ボタンを押下する。
インストール_14

15) 表示されている下記ダイアログ上で、「Restart」ボタンを押下する。
インストール_15

16) 以下の画面が表示されるので、「Docker Desktop」が起動するまでしばらく待つ。
インストール_16

17)「Docker Desktop」の起動が完了すると以下の画面が表示されるため、「Start」ボタンを押下する。
インストール_17

18)「Next Step」ボタンを押下していくと、dockerコマンドの利用例についてのチュートリアルが表示される。
インストール_18_1

インストール_18_2 インストール_18_3

19) チュートリアルの最後は以下の画面となるので、「Done」ボタンを押下する。
インストール_19

20)「Docker Desktop」のインストールが完了すると、最終的には以下の画面が表示される。
インストール_20_1

また、インストール後には、デスクトップに以下のショートカットができている。「Docker Desktop」のショートカットをダブルクリックすると、上記画面が起動する。
インストール_20_2

21)「Docker Desktop」インストール後、コマンドプロンプト上で「docker –version」コマンドを実行すると、以下のように、インストールしたDockerのバージョンが確認できる。
インストール_21

要点まとめ

  • 「Docker Desktop」はWebサイトからダウンロードし、インストール時に表示されるメッセージに従ってインストールすればよい。ただし、Windows端末上にインストールする際は、途中で「x64 マシン用 WSL2 Linux カーネル更新プログラム パッケージ」のインストールも必要になる。