Spring Boot API連携

Spring BootのRest APIサービスをXML形式で呼び出してみた

Spring BootのRest APIサービスでXML形式を取り扱う際も、JSON形式の場合と同じように、Rest APIサービスを呼び出せばよい。

今回は、STS(Spring Tool Suite)を利用したSpring Bootアプリケーション上で、XML形式でRest APIサービスを呼び出してみたので、そのサンプルプログラムを共有する。

前提条件

下記記事の実装が完了していること。

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作成したサンプルプログラムの内容

作成したサンプルプログラムの構成は以下の通り。
サンプルプログラムの構成
なお、上記の赤枠は、前提条件のプログラムから変更したプログラムである。

pom.xml(追加分)の内容は以下の通りで、データ受信/送信をXML形式に変換可能にするライブラリを追加している。

また、Rest APIでXML形式/JSON形式でデータ取得する処理を呼び出すサービスクラスの内容は以下の通りで、XML形式の場合も、JSON形式の場合と同じような実装になっている。

さらに、Spring Bootのメインクラスの内容は以下の通りで、Rest APIでXML形式/JSON形式でデータ取得する処理を実行するサービスクラスを呼び出している。

その他のソースコード内容は、以下のサイトを参照のこと。
https://github.com/purin-it/java/tree/master/spring-boot-call-rest-api-xml/demoRestApiCall



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サンプルプログラムの実行結果

サンプルプログラムの実行結果は、以下の通り。

1) 接続先となるOracleデータベース上に、以下のUSER_DATAテーブルとデータを作成しておく。
サンプルプログラムの実行結果_1

2) Rest APIサービスのSpring Bootアプリケーションを起動後、今回作成したプロジェクトのSpring Bootアプリケーションを起動する。その結果出力されたログの内容は以下の通りで、XML形式の場合も、JSON形式の場合と同じように実行できることが確認できる。
サンプルプログラムの実行結果_2

3) 2)の操作を実行後に、接続先となるOracleデータベース上のUSER_DATAテーブルを確認すると、以下のようにデータが追加されていることが確認できる。
サンプルプログラムの実行結果_3

要点まとめ

  • Spring BootのRest APIサービスでXML形式を取り扱う際も、JSON形式の場合と同じように、Rest APIサービスを呼び出せばよい。