Spring Boot API連携

Spring BootのRest APIサービスで利用している、Swaggerによるドキュメント定義を編集してみた

Spring BootのRest APIサービスのドキュメントを定義したり、API実行を行ったりできるためのライブラリにSwaggerがあるが、Swaggerのドキュメント定義を編集することもできる。

今回は、STS(Spring Tool Suite)を利用したSpring Bootアプリケーション上に記載してある、Swaggerによるドキュメント定義を編集してみたので、そのサンプルプログラムを共有する。

前提条件

下記記事の実装が完了していること。

Spring BootのRest APIサービスにSwaggerによるドキュメント定義を追加してみたSpring BootのRest APIサービスのドキュメントを定義したり、API実行を行ったりできるためのライブラリに、Swagger...

作成したサンプルプログラムの内容

作成したサンプルプログラムの構成は以下の通り。
サンプルプログラムの構成
なお、上記の赤枠は、前提条件のプログラムから変更したプログラムである。

コントローラクラスの内容は以下の通りで、@ApiアノテーションでAPI全体の定義を、@ApiOperationアノテーションで各API操作の定義を、@ApiResponsesアノテーション・@ApiResponseアノテーションでAPIレスポンスの定義を行っている。

ユーザーデータエンティティクラスの内容は以下の通りで、@ApiModelアノテーション・@ApiModelPropertyアノテーションでエンティティクラスのモデルやそのプロパティの定義を行っている。

その他のソースコード内容は、以下のサイトを参照のこと。
https://github.com/purin-it/java/tree/master/spring-boot-rest-api-swagger-edit/demoRestApi



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サンプルプログラムの実行結果

サンプルプログラムの実行結果は、以下の通り。

1) Spring Bootアプリケーションを起動した後で、URL「http://localhost:8085/swagger-ui/」にアクセスすると、以下の画面が表示される。
サンプルプログラムの実行結果_1

2) 上図で「OperateUserData」を開くと、以下のように、各API操作の説明が表示されることが確認できる。
サンプルプログラムの実行結果_2

3) 上図で「/users/hateoas」を開くと、以下のように、APIの説明や戻り値の説明が表示されていることが確認できる。
サンプルプログラムの実行結果_3

4) 上図で「Models」内の「UserData」を開くと、以下のように、ユーザーデータエンティティクラスの各値の定義が確認できる。
サンプルプログラムの実行結果_4

要点まとめ

  • Spring BootのRest APIサービスでSwaggerを利用すると、ドキュメントを定義したり、API実行を行ったりすることができるが、Swaggerのドキュメント定義を編集することもできる。