Spring Boot API連携

Spring Bootでチェック処理を追加したRest APIサービスを呼び出してみた

チェック処理を追加したRest APIサービスは、Spring Bootを利用したアプリケーションで呼び出し、エラー時のレスポンスを取得することができる。

今回は、STS(Spring Tool Suite)を利用したSpring Bootアプリケーション上で、特定のテーブルのデータ追加・更新を行う際にチェック処理を行うRest APIサービスを呼び出し、エラー時のレスポンスを取得してみたので、そのサンプルプログラムを共有する。

前提条件

下記記事の実装がそれぞれ完了していること。

Spring BootのRest APIサービスにチェック処理を追加してみた特定のテーブルのデータ取得・追加・更新・削除を行うRest APIサービスでは、データ追加・更新する際は、@RequestBodyアノテ...
Spring Bootで特定のテーブルのデータ取得・追加・更新・削除を行うRest APIサービスを呼び出してみた以前このブログで紹介した、特定のテーブルのデータ取得・追加・更新・削除を行うRest APIサービスは、Spring Bootを利用した...

作成したサンプルプログラムの内容

作成したサンプルプログラムの構成は以下の通り。
サンプルプログラムの構成
なお、上記の赤枠は、前提条件のdemoRestApiCallプロジェクトのプログラムから追加・変更したプログラムである。

Rest APIでデータ追加・更新時にチェックエラーになる処理の呼び出しを実行するサービスクラスの内容は以下の通りで、各種エラーになった場合の戻り値をDemoExceptionResponseクラスで取得している。



また、各種エラーになった場合の戻り値を定義するクラスの内容は以下の通りで、前提条件のdemoRestApiプロジェクトのDemoExceptionResponseクラスと同じ項目を定義している。

さらに、Beanオブジェクトを定義するクラスの内容は以下の通りで、ObjectMapperクラスのBeanオブジェクトを追加している。

また、Spring Bootのメインクラスの内容は以下の通りで、Rest APIでデータ追加・更新時にチェックエラーになる処理の呼び出しを実行するサービスクラスを呼び出している。

その他のソースコード内容は、以下のサイトを参照のこと。
https://github.com/purin-it/java/tree/master/spring-boot-call-rest-api-check/demoRestApiCall



「AOMEI Partition Assistant Standard(無料)版」は便利なパーティション管理ツールだったハードディスクの記憶領域を論理的に分割し、分割された個々の領域のことを、パーティションといいます。 例えば、以下の図の場合、C/D...

サンプルプログラムの実行結果

Rest APIサービスのSpring Bootアプリケーションを起動後、今回作成したプロジェクトのSpring Bootアプリケーションを起動する。その結果出力されたログの内容は以下の通りで、エラー時のメッセージやレスポンスが想定通りに取得できていることが確認できる。
サンプルプログラムの実行結果

要点まとめ

  • チェック処理を追加したRest APIサービスは、Spring Bootを利用したアプリケーションで呼び出し、エラー時のレスポンスを取得することができる。