SSAS

Active Directoryを使って外部からSQL Server Analysis Servicesにアクセスしてみた(4)

今回も引き続き、Active Directoryを使って、同一ドメイン内の他のPCからSQL Server Analysis Servicesにアクセスできるまでの過程について述べる。
今回は、SQL Server搭載済マシンを、作成済のドメインに参加させ、動作確認するまでについて述べる。

前提条件

GCP(Google Cloud Platform)のアカウントがあり、下記記事の手順が終了していること。

Active Directoryを使って外部からSQL Server Analysis Servicesにアクセスしてみた(3)今回も引き続き、Active Directoryを使って、同一ドメイン内の他のPCからSQL Server Analysis Servi...

やってみたこと

  1. DNSサーバーのIPアドレス設定変更
  2. Active Directoryドメインへの参加
  3. Active Directoryドメイン参加後の確認
  4. SQL Server Analysis ServicesへのSSASプロジェクトのデプロイ
  5. デプロイ後の動作確認

 

DNSサーバーのIPアドレス設定変更

Active Directoryドメインに参加させる、SQL Server 搭載済仮想マシン(2台)についてそれぞれ、Active Directoryドメインを検索できるようにするため、DNSサーバーのIPアドレスをドメインコントローラのIPアドレスに変更する。その手順は以下の通り。

1) SQL Server搭載済仮想マシンにログインし、コントロールパネル(Control Panel)⇒ネットワークとインターネット(Network and Internet)⇒ネットワークと共有センター(Network and Sharing Center)を順次選択後、「アダプターの設定の変更(Change adapter settings)」リンクを押下
DNS設定1

2) 表示されたイーサネット(Ethenet)を右クリックし、「プロパティ(Properties)」メニューを選択
DNS設定2

3) インターネットプロトコルバージョン4(Internet Protocol Version 4)(TCP/IPv4)を選択し、「プロパティ(Properties)」ボタンを押下
DNS設定3

4) 次のDNSサーバーのアドレスを使う(Use the following DNS server addresses)のチェックを入れ、優先DNSサーバー(Preferred DNS server)に、ドメインコントローラ(SQL Serverの搭載の無いWindowsマシン)の内部IPアドレスを入力し、「OK」ボタンを押下
DNS設定4-1

なお、その際に指定するドメインコントローラの内部IPアドレスは、下図より「10.128.0.7」と確認できる。
DNS設定4-2

Active Directoryドメインへの参加

SQL Server搭載済仮想マシン(2台)についてそれぞれ、Active Directoryドメインに参加させる。また、その後で、リモートログインの許可設定を行う。その手順は以下の通り。

1) SQL Server搭載済仮想マシンにログインした状態で、コントロールパネル(Control Panel)⇒システムとセキュリティ(System and Security)⇒システム(System)を順次選択し、コンピュータ名、ドメインおよびワークグループの設定(Computer name, domain, and workgroup settings)の「設定の変更(Change settings)」リンクを押下
ADドメインへの参加1

2) 「コンピュータ名(Computer Name)」タブが表示された状態のまま、「変更(Change)」ボタンを押下
ADドメインへの参加2

3) 「ドメイン(Domain)」のラジオボタンを指定し、ドメインコントローラへの昇格時に指定したドメイン名を入力し、「OK」ボタンを押下
ADドメインへの参加3

4) ドメインのユーザー名・パスワードの入力を求められるので、ドメインコントローラ(SQL Serverの搭載の無いWindowsマシン)ログイン時のユーザー名・パスワードを入力し、「OK」ボタンを押下
ADドメインへの参加4

5) ドメインに参加した旨のダイアログが表示されるので、「OK」ボタンを押下
ADドメインへの参加5

6) 再起動が必要である旨のダイアログが表示されるので、「OK」ボタンを押下
ADドメインへの参加6

7) システムのプロパティ(System Properties)画面に戻るので、リモート(Remote)タブを選択し、リモートデスクトップ接続を許可するユーザーの選択(Select Users)ボタンを押下
ADドメインへの参加7

8) 「追加(Add)」ボタンを押下
ADドメインへの参加8

9) ドメインコントローラ(SQL Serverの搭載の無いWindowsマシン)ログイン時のドメイン内のユーザー名(test_sqlserver)を入力し、「名前のチェック(Check Names)」ボタンを押下
ADドメインへの参加9

10) ドメインのユーザー名・パスワードの入力を求められるので、ドメインコントローラ(SQL Serverの搭載の無いWindowsマシン)ログイン時のユーザー名・パスワードを入力し、「OK」ボタンを押下
ADドメインへの参加10

11) 表示されるユーザー名を確認し、「OK」ボタンを押下
ADドメインへの参加11

12) ドメインコントローラ(SQL Serverの搭載の無いWindowsマシン)ログイン時のドメイン内のユーザー名(test_sqlserver)を確認し、「OK」ボタンを押下
ADドメインへの参加12

13) 再起動が促されるので、「今すぐ再起動する(Restart Now)」ボタンを押下
ADドメインへの参加13



Active Directoryドメイン参加後の確認

SQL Server搭載済仮想マシン(2台)についてそれぞれ、Active Directoryドメイン参加後の確認を行う。

●ドメインユーザーでログインした場合
ドメインログイン1
ドメインログイン2
上記のように、コントロールパネル(Control Panel)⇒システムとセキュリティ(System and Security)⇒システム(System)を順次選択すると、参加したドメイン名が確認できる。

●ローカルユーザーでログインした場合
ローカルログイン1
ローカルログイン2
上記のように、同様にログインできることが確認できる。

SQL Server Analysis ServicesへのSSASプロジェクトのデプロイ

SQL Server搭載済仮想マシンのうち1台に、SQL Server Analysis ServerへのSQL Server Analysis Services(SSAS)プロジェクトのデプロイを行う。その手順は下記手順を参照のこと。

GCS(Google Cloud Storage)のファイルをSQLServerに取り込んでデータ分析を行った(4)データ分析用のデータ(ディメンション・キューブ)であるSSASプロジェクトを、SQL Server Analysis Serverに配置...
GCS(Google Cloud Storage)のファイルをSQLServerに取り込んでデータ分析を行った(5)GCS(Google Cloud Storage)に配置したファイルを、SQL Server搭載済の仮想マシンに転送し、SQL Serv...

デプロイ後の動作確認

SQL Server搭載済仮想マシンのうち、SQL Server Analysis ServerへのSSAS(SQL Server Analysis Services)プロジェクトのデプロイを行っていない仮想マシンから、デプロイを行った仮想マシンに接続し、接続確認を行った。確認を行ったところ、下記のように、SSASプロジェクトが参照できた。
デプロイ後の確認1
デプロイ後の確認2