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Active Directoryを使って外部からSQL Server Analysis Servicesにアクセスしてみた(2)

今回から、Active Directoryを使って、同一ドメイン内の他のPCからSQL Server Analysis Servicesにアクセスできるまでの過程について述べる。

今回は、仮想マシンの作成と、SQL Server Analysis Services用のポート番号:2383の開放手順について述べる。GCP(Google Cloud Platform)上では、仮想マシンを作成した時点で、SQL Server Database用のポート番号:1433は開放されているが、SQL Server Analysis Servicesについては開放されていないので、そのポート開放が必要となる。

前提条件

GCP(Google Cloud Platform)のアカウントを作成し、ログイン済であること。その手順は以下の記事を参照のこと。

GCP(Google Cloud Platform)のアカウントを作成してみたGCP(Google Cloud Platform)とは、Google社が提供する、企業や個人など不特定多数のユーザに対し、インターネッ...

参考サイト

以下の記事で、GCP(Google Cloud Platform)上への仮想マシン作成・ログインユーザーのパスワードの設定・ファイアウォールルールの設定手順について記載している。

GCP(Google Cloud Platform)でSQL Server搭載済の仮想マシンを作成してみた今回は、GCP(Google Cloud Platform)環境で、SQL Server搭載済の仮想マシンを作成したので、その手順につい...

やってみたこと

  1. 仮想マシン(通常のWindowsマシン1台+SQL Server搭載済マシン2台)の作成
  2. ログインユーザーとパスワードの設定
  3. GCP(Google Cloud Platform)のファイアウォールルールの設定
  4. Windowsファイアウォールルールの設定

仮想マシン(通常のWindowsマシン1台+SQL Server搭載済マシン2台)の作成

SQL Server搭載の無い通常のWindowsマシン1台と、SQL Server搭載済のWindowsマシン2台を作成した。その手順は上記「参考サイト」を参照のこと。SQL Server搭載の無い通常のWindowsマシンが、後ほどドメインコントローラとなる。

作成したSQL Server搭載の無い通常のWindowsマシン1台は以下の通り。
main-vm仮想マシン

また、作成したSQL Server搭載済のWindowsマシン2台は以下の通り。
sub-vm-1仮想マシン
sub-vm-2仮想マシン

3台のマシンの一覧を表示すると、以下の通り。
作成した仮想マシン

ログインユーザーとパスワードの設定

作成した3台の仮想マシンに対し、同一ユーザー(test_sqlserver)でWindowsパスワードの設定を行った。その手順は上記「参考サイト」を参照のこと。

また、ログイン時に下記の確認ダイアログが表示される場合があるので、「Yes」を選択する。
networks確認

GCP(Google Cloud Platform)のファイアウォールルールの設定

GCPのファイアウォールルールで、SQL Server Database用のポート番号:1433については開放済であるが、SQL Server Analysis Services用のポート番号:2383についてはまだ開放していないため、その設定を行った。その手順は以下の通り。

1) 「VPCネットワーク」メニューから「ファイアウォールルール」を選択
GCPファイアウォール設定1

2) 「ファイアウォールルールの作成」を押下
GCPファイアウォール設定2
なお、SQL Server Database用のポート番号:1433の開放確認も、上記画面で行える。

3) ポート番号:2383を開放するルールを指定し、「作成」を押下
GCPファイアウォール設定3

4) 以下のように、ポート番号:2383を開放するルールが作成されたことを確認
GCPファイアウォール設定4

Windowsファイアウォールルールの設定

SQL Server搭載済のWindowsマシン2台では、Windowsのファイアウォールルールについても、SQL Server Analysis Services用のポート番号:2383を開放する必要があるため、その設定を行った。その手順は以下の通り。

1) コントロールパネル(Control Panel)⇒システムとセキュリティ(System and Security)⇒Windowsファイアウォール(Windows Firewall)を順次選択し、下記画面を表示した後で、詳細設定(Advanced settings)を押下
windowsファイアウォール設定1

2) 受信の規則(Inbound Rules)を選択後、新しい規則(New Rule)を押下
windowsファイアウォール設定2

3) ポート(Port)を選択し、次へ(Next)を押下
windowsファイアウォール設定3

4) 特定のローカルポート(Specific local ports)に「2383」を指定し、次へ(Next)を押下
windowsファイアウォール設定4
これで、SQL Server Analysis Servicesのポート番号:2383 を開放するルールとなる。

5) 接続を許可する(Allow the connection)を選択し、次へ(Next)を押下
windowsファイアウォール設定5

6) そのまま、次へ(Next)を押下
windowsファイアウォール設定6

7) 受信の規則名(Inbound Rules Name)に「SQL Server Analysis Services」を入力し、完了(Finish)を押下
windowsファイアウォール設定7

8) 以下のように、ポート番号:2383を開放するルール(SQL Server Analysis Services)が作成されたことを確認
windowsファイアウォール設定8
これを、SQL Server搭載済のWindowsマシン2台に対し実施する。